取り外し式で目立たない!小児の床矯正

健康な歯並びは見た目がいいだけではありません。
正しい噛み合わせは、虫歯や歯周病のリスクを減らします。

それだけではなく、正しい噛み合わせにより、アレルギーや鼻疾患の予防、内臓疾患の予防にもつながるのです。

当院の矯正治療の考え方

前半と後半の2ステージに分かれています。

@ 前半のステージ

前半のステージでは、まず歯が並ぶために必要なスペースを確保します。

つまり、あごの骨を広げていきます。(拡大と言います)

子供の骨はどんどん成長していくので、負担なく骨を大きく広くすることができます。
広くしても、顔が大きくなったりはしません。むしろ鼻を高くする方向へひろげます。

この時に使用する装置は主に取り外し式の拡大床装置です。
(毎晩寝る時などに使います)

リンガルアーチ

そして十分歯が並ぶスペースを作り、第一ステージは完成です。

A 後半のステージ

後半のステージでは、
歯の位置を理想的なポジションに並べていきます


歯はスペースさえあれば、簡単に移動して理想的な位置に並べることができます。

この時に使う装置は、皆さんがよく矯正と言われてイメージするマルチブラケット装置(ワイヤー)が一番スピーディです。

マルチブラケット装置

ですが、どうしても見た目が気になる方の場合は、取り外し式のマウスピースや床装置で並べる方法もあります。

あごが小さいというお子さん、
乳歯の時にキレイに歯が並んで隙間がなかったお子さん、
お父さんやお母さん自身が受け口や歯列不正(遺伝しやすい)というお子さんは、
矯正治療が必要な場合がよくあります。

まずは一度歯科医師までぜひお問い合わせください。